学生数の多い学校法人ランキング2020年度版（11～20位）

学校法人別に在籍者数のランキングを作成してみました。

ランキングの基準等は1～10位を紹介したこちらをご覧ください。

今回は11～20位をご紹介します。ランキングはこちらです。

順位	法人名	学生数	通信含む
11位	明治大学	34,138	34,138
12位	法政大学	33,982	39,381
13位	中央大学	31,037	34,283
14位	関西学院	28,559	28,559
15位	帝京大学	25,104	25,104
16位	常翔学園	23,552	23,552
17位	立教学院	23,545	23,545
18位	福岡大学	23,481	23,481
19位	青山学院	22,443	22,443
20位	龍谷大学	21,953	21,953

11位　明治大学

第11位は学校法人明治大学です。

明治大学はほぼ大学生が占めています。附属校としては明治大学附属明治中学校・高校のみとなっており、他の附属校は別法人として運営されていることも要因となっています。

12位　法政大学

第12位は学校法人法政大学です。

設置校の組み合わせは明治大学とほぼ同じですが、大学の学生数がやや少なく、その分附属校の人数が多くなっています。

法政大学には通信の大学もあり、その分を加えるとトップ10に入るくらいの人数になります。

13位　中央大学

第13位は学校法人中央大学です。ここでMARCHといわれる学校グループが一気に3つも登場してきたことになります。

これまた明治大学、法政大学とほぼ同じ構成ですし、なんなら法政大学との違いは大学の学生数と通信制大学の有無くらいの違いです。

14位　関西学院

第14位は学校法人関西学院です。関関同立グループの中では最も学生数が少ないということになります。

関西学院も他の関関同立と同様に高校、中学校、小学校、幼稚園を展開しています。他と異なるのは大学を2つ設置したりしているわけではなく（関西大学も大学は1つだけですが）、短大と合併して短大を設置しているところです。

15位　帝京大学

第15位は学校法人帝京大学です。

帝京大学は大学の他に、短大、高校、中学校、小学校、幼稚園と幅広く展開されていますが、実はそれ以外にもグループ法人として帝京平成大学、帝京科学大学、帝京学園という3つの法人があり、ホームページ上では帝京グループとしてまとめて紹介されています。

仮にこれらも全て合算すると4万人を超え、トップ10相当の規模となります。

16位　常翔学園

第16位は学校法人常翔学園です。

ラグビー好きな方は常翔啓光学園高校を思い浮かべる方もいるかもしれませんが、その法人になります。

もちろんこれらの高校も在籍者数に寄与していますが、最も大きな要因は大阪工業大学、摂南大学、広島国際大学と傘下に大学を3つも設置していることが大きいです。

そのうち2つは大阪府にあり、かつ両方とも理工系の学部を持っており今後の18歳人口減でどのような大学運営をしていくのかが注目されます。

17位　立教学院

第17位は学校法人立教学院です。またもやMARCHの大学が出てきました。

設置校の作りも似ており、これまで出てきたMARCHの他の大学と違うところは小学校があるところくらいです。一方で大学の在籍者数が少ないためこの順位となっています。

18位　福岡大学

第18位は学校法人福岡大学です。

東海大学、近畿大学、帝京大学が九州にキャンパスを持っているとはいえ、全学生のごく一部なので、福岡大学が九州で最も大きな学校法人といっても良いでしょう。

設置している学校については大学の他に高校2校、中学校1校というオーソドックスな構成です。

19位　青山学院

第19位は学校法人青山学院です。これでMARCHは全て10位台に集中していることになります。ちなみにGMARCHとされることもある学習院は第36位です。

MARCHの他の大学とは大学生の学生数が少ないです。また、短大もありましたが募集停止しており、2020年度は最終学年の学生しか残っていません。

それ以外は高校、中学校、小学校、幼稚園を1校ずつ設置しています。1校ずつしかないためこれらの学校の在籍もそれほど多いわけではありません。

20位　龍谷大学

第20位は学校法人龍谷大学です。

こちらも産近甲龍としてまとめられることが多いですが、先ほどのMARCHとは異なり、産近甲龍は学生数が非常に多い近大、そしてここに出てくる龍谷、そして規模がやや小さい京都産業、さらに小さい甲南とあまり共通点はないことがわかります。

以上が11位から20位の学校法人でした。非常にメジャーな大学が並んでいたかと思います。